謹んで新春をお祝い申し上げます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
今年でこだち行政書士事務所も11年目を迎え、気持ちも新たに一層真剣に取り組む所存でございますので、これまで同様、変わらぬ御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本年も皆様が御健勝で御多幸で
ありますよう、心からお祈り申し上げます。

【今後の方向性】
昨年は、本当にコロナ一色の一年でした。残念な事にもうしばらくの間は、コロナの影響は続きそうですね。そんな状況を踏まえて、今年の政府の支援制度のご紹介と、今後の方向性をご紹介して行こうと思います。
参考とする資料は、内閣府で作成した令和2年度第3次補正予算|(案) 総表をベースにしていきたいと思います。
内閣府が発表しているのは、3本柱でして、「新型コロナウィルス感染症の拡大防止策」、「ポストコロナに向けた経済構造の転換·好循環の実現」、「防災·減災、国土強靭化の推進など安全·安心の確保」となっております。新型コロナウィルス対策新型コロナウィルス感染症の拡大防止策として、様々な取り組みがありますが、注目の部分は「新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金」の拡充があります。予算規模が大きく、1兆5千億円となっております。これは、県や市が、国の方針に従って、様々な支援策を取り組むことを意味しています。もちろん、我々にとっては補助金という形で、実際に使える可能性が高いので、県や市町村の補助金等の動向に敏感になる必要があります。

【ポストコロナ】
ポストコロナに向けた経済構造の転換·好循環の実現として、様々な取り組みがありますが、注目点は、地方創生拠点整備交付金(予算500億円)と地方創生テレワーク交付金(予算100億円)です。ここでは、全部説明出来ないので、詳しくはご自分で調べて頂きたいのですが、ざっと説明すると、IT化やテレワーク化は国の施策として今後進んでいくということです。そして、その分野の補助や助成は、相当出る事が予想されます。こちらも地方自治体から、様々な取り組みが発表されると思われます。

【国土強靭化】
防災·減災、国土強靭化の推進など安全·安心の確保としては、近年の災害対策に対する対策や支援策がメインとなっております

【実は…】
ここまで読んで、なんか良く判らないと思われる方も多いかもしれません。実は、もっと詳しいものが、各省庁から出ています。各省庁の予算案を読まれると、もう少し、自分の仕事との繋がりが見えてくると思いますが、いかんせん、各省庁が多くて、すべてご紹介が出来ないのです。大体の省庁、例えば、総務省、法務省、文科省、厚労省、農水省、経産省、国交省、、環境省、大体の省庁から予算(案)概要が出ています。
どれもPDFで数ページなので、どのような施策が計画されているのか、ご確認される事をお勧めします。
農業をやられているなら農水省、建設業なら国土交通省と、自分が直接関係している省庁は是非ご確認してください。例えば、農業なら、農業の担い手の確保·育成の施策があったり、建設業なら災害対策の施策があるので、今後の参考になると思います。